総資本回転率
総資本回転率とは、企業が総資本をどの程度効率的に活用しているかをみるためのものです。
総資本回転率は「売上高÷総資本」で表され、1.5回転や2.0回転という言い方をします。
基本的には、資本が効率的に回されているかといった効率性を見るものですから、その比率は高ければ高いほど良いことになりますが・・・
総資本回転率は高ければ良いのか
A社=売上:2億円、総資本:1億円
B社=売上:1億円、総資本:1億円
A社の総資本回転率は2.0回、 B社は1.0回転ということになり、総資本回転率の高いA社の方が優れているように思えます。
しかし、両社の利益が共に1000万円だったとした場合、A社は「薄利多売」、B社は「厚利少売」ということが言えると思います。
どちらが優れた企業なのかは一概に言えませんが、必ずしも、総資本回転率だけでは優れた企業かどうかを見極めることはできないと言えるでしょう。
総資本回転率も他の指標と同様に同業他社と比較するのが良いと思います。
