上場企業とは

上場企業とは東京証券取引所や大阪証券取引所などの証券市場に株式を公開している企業のことです。

証券取引所(市場)はそれぞれ上場基準を定めておあり、一般的には上場している企業は厳しい条件をクリアした優良企業とみなされます。

東京、大阪、名古屋証券取引所には第一部と第二部、新興市場が用意されています。一部の上場基準は二部よりも厳しい条件となっており、通常の企業は新興市場⇒二部⇒一部とランクアップしていきますが、大手非上場企業の場合には、初めから一部というケースも見られます。

株式を公開することにより、大きな資金を得る事ができると共に、ステータスや知名度が高くなり、世間の信用度もアップしますが、四半期ごとの業績発表や常にディスクロージャー(情報開示)が必要となる重責を背負うことになります。

また、利益は最終的に株主に還元しなければなりませんし、株価を上げる為の努力も求められます。業績悪化などにより、上場基準を満たさなくなった場合には、上場が廃止される形となります。

このように上場は必ずしもメリットばかりではないため、大手企業でもあえて上場していない株式会社も多いのです。また、2000年以降、信用力の低い企業の上場⇒上場廃止が相次いだ事により、証券取引所は審査基準を厳しくした経緯があります。

非上場企業(未上場企業)とは

非上場企業とはその名のとおり株式市場に株式を公開していない企業の事で、基準を満たさず上場できない企業、基準を満たしているが上場しない企業、数年後の上場に向け準備に入った企業などが含まれます。

将来有望な未上場企業の株式を公開前に購入することで、上場時に大きな利益を得る事ができますが、上場する予定の無い企業の株式を高値で売りさばく詐欺も横行しています。

グリーンシート

グリーンシートとは、日本証券業協会が非上場会社の株式等を売買するために、平成9年からスタートさせた制度の事です。非上場企業が資金調達を円滑に行う事を目的とし、金融商品取引法上の取引所金融商品市場とは異なった形で運営されています。

グリーンシートで売買される株式は、将来的に証券取引所に上場する可能性のある会社が多く、上場前から誰にでも投資することができるのが特徴です。グリーンシートには証券取引所のような上場基準や審査が無く、未公開企業であれば日本証券業協会に申請するだけで利用できます。

グリーンシート銘柄は証券会社が直接取引を行っており、気配値をグリーンシート(緑色の表)に記載し、定期的に店頭に表示しています。 投資家は証券会社の店頭で、グリーンシート銘柄を購入することができます。

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