倒産しそうな企業の見分け方は?

会社が倒産したらどうなるの?」でも書いたように株式投資は購入した企業が倒産してしまうと大きな損害を被ることになります。

できればそのような事態を避けたい所ですが、事前に倒産会社を見分ける事は可能なのでしょうか。

帝国データバンクと言う、民間信用調査機関があります。数々の倒産企業を調査してきた会社ですが、 帝国データバンクが「会社はこうして潰れていく」という本を出版しています。

リーマンショック後の象徴的な不動産業界の倒産と言える「アーバンコーポレイション」や、駅前留学でおなじみだったNOVAの破綻など、倒産事例を紹介しつつ、なぜその会社が倒産したのかを調査・分析してくれています。読み物としても面白い本なので、株式投資をする方には一読の価値ありです。

倒産企業の特徴

2009年は企業の倒産件数が1万3000件と過去最高となり、2010年以降も世界的な情勢が上向いたとは言えない状況ですので、今後も当分の間は倒産する企業は減らないでしょう。さらに厄介なのは日本がデフレに突入していることです。先進国として唯一とも言えるデフレ状態では、何が起きても不思議ではありません。

2009年の倒産企業を業種別に見ると、倒産増加率ワーストワンは製造業(30.5%増)。ついで、不動産業(25.3%増)、情報通信業(10.1%増)、卸売業・サービス業など(9.5%増)となっています。

黒字の起業が突然赤字になりそのまま倒産というケースも珍しくなく、景気が上向かない限り、どんな企業でも倒産する可能性はあると言えます。

財務諸表を見る

上場企業は四半期ごとに決算を発表しており、その中で財務諸表とは、「貸借対照表(B/S)・損益計算書(P/L)・キャッシュ・フロー計算書(C/F)」などの事を指します。

それぞれ会社の資産や負債、売上や利益、お金の動きを見ることが出来ます。倒産しそうな企業は財務状態が悪い事が多く、財務諸表に必ずその兆候が見られるはずです。

ここで詳しくは書きませんが、特に長期投資を行う場合には、「売上高営業利益率、自己資本比率、流動比率」などをチェックする必要があります。

しかし粉飾決算をしている場合には、財務諸表を見ても倒産するような要素は見つけられないかもしれません。

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