株の手数料
株の売買は、証券会社に口座を開設し、証券会社という証券取引所との仲介役を介して行いますので、そこには必ず手数料というものが発生します。
以前と比べるとだいぶ安くなっている株の手数料ですが、それでも証券会社によって大きな開きがあります。
取引数料で証券会社を選ぶ
株の手数料は、基本的に「一約定ごとに支払うもの」と「定額制」の二種類があります。
「一約定ごとに手数料を支払う」というプランの場合、当然一日に何度も売買を繰り返すようなデイトレーダーには向きません。
「定額制」というのは、一日の売買代金によって段階的に料金が上がっていくスタイルのことです。定額制の場合、一日に数回売買を行なえば元が取れるようなプランですが、長期投資のように月に数度の売買しか行なわず、その売買も一日に1、2回程度と言う場合には、一回の売買にかかる手数料が割高になってしまいます。
毎日売買するという場合でも、一日の売買回数が少ない場合には、定額制ではなく、約定ごとの手数料プランを選んだ方が良い場合もあります。
要するに、株の手数料は、投資スタイルと供に一日に何回注文を出すかによって選ぶものなのです。定額制と言っても、売買が行なわれなかった時には、その日の手数料は発生しません。
手数料は時として大きなコストになりますので、特に頻繁に売買する投資家の場合には、しっかりと使う証券会社の手数料体系を確認しておいた方が良いでしょう。
成行注文と指値注文による手数料の違い
証券会社によっては、注文の種類によって手数料が異なる場合があります。注文の種類は大きく分けて、株価を指定して売買を行なう「指値注文」と株価を指定せずに売買を行なう「成行注文」があります。
マネックス証券や岩井証券などでは、成行と指値の手数料が異なっています。以前はこういった体系を取っていた証券会社が多かったのですが、最近では注文方法による手数料の違いを採用していないところが増えています。
しかし、成行と指値で異なる手数料体系を取っている証券会社の場合、指値が成行の1.5倍の手数料となっている事が多いので、毎回指し値で注文を出していると、結構な差がつくことになります。
定額制の料金の場合には、どの証券会社も注文方法による手数料の違いはないのですが、一約定ごとの手数料を選択する場合には、証券会社によっては、指値の方が高い場合があると言うことを頭に入れておいた方が良いでしょう。
信用取引は手数料が安い
基本的にどの証券会社も現物取引よりも信用取引の方が売買手数料が安くなっています。そのため、一日に何度も売買注文を行なうデイトレーダーなどの場合、信用取引の定額制プランを選んでいる投資家が多いようです。
しかし、信用取引は手数料とは別に、金利や貸し株料が発生しますので、長期間保有する場合には、現物取引の方が良いと言えるでしょう。
