委託保証金とは
委託保証金とは、信用取引を行う時に証券会社に担保として差し入れる現金や有価証券のことです。
委託保証金として差し入れている有価証券のことを代用有価証券といい、株の場合には株価に掛け目(通常80%)を掛け合わせた額が代用評価証券としての評価額となります。
最低委託保証金はおおむね30万円となっており、保証金が30万円を割り込むと信用取引が行なえなくなる事になります。しかし、30万円を割り込んだ場合でも現物取引は可能です。
委託保証金率とは
委託保証金率とは、約定代金の金額に対して、支払うべき担保(委託保証金)の比率のことで、30%以上であれば証券会社が自由に設定できることになっています。
最低委託保証金率が30%の場合、資金の3.3倍の取引が可能という事になります。
委託保証金率の計算方法
委託保証金率=委託保証金÷約定金額×100
例えば委託保証金が100万円、約定金額が250万円の場合、委託保証金率は「100÷250×100=40%」ということになります。
委託保証金維持率とは
委託保証金維持率とは、信用取引において保有している建て玉の約定金額に対する、任意の時点での委託保証金の割合のことです。簡単に言うと、任意の時点での委託保証金率という事になります。
最低委託保証金維持率は、どの証券会社でもおおむね20%と決められており、維持率が20%を割り込むと追証が発生します。
委託保証金維持率の計算方法
委託保証金維持率=(委託保証金-建て玉評価損)÷建て玉総額×100
委託保証金:現金+現物株
建て玉評価損:未決済建玉全ての評価損益額合計
例えば50万円の現金と50万円分の現物株式を保有(評価損2万円)している状態で、100万円分の信用取引(評価損なし)を行なっている場合の維持率は、「(50+50×0.8-2)÷100×100=88%」と言うことになります。
