信用余力とは
信用余力とは、委託保証金から、 「信用建て玉評価損」と「既存の信用建て玉に充当している保証金」 を差し引いた残りの金額のことです。
建て玉が無い状態では、委託保証金の額を3.3倍した金額が信用余力となります。
例えば100万円の資金で、現物株を保有していない場合は、およそ330万円が信用余力と言うことになります。
信用余力の計算方法
保証金額合計-必要保証金額-建玉評価損-建玉決済損-未払費用(諸経費)
保証金額合計:注文執行日の翌々営業日以降で最小となる「現金+代用証券評価額」
必要保証金額合計:各銘柄の建玉金額×保証金率の合計
建玉評価損:未決済建玉の評価損益額の合計
建玉決済損:反対売買による受渡日未到来の決済損金額合計
未払費用(諸経費):未決済建玉の支払諸経費合計
逆指値注文により余力や保有資産評価額が減る?
未決済株式を逆指値注文した場合、注文価格によって、買付余力や信用余力、保有資産評価額に影響を与えます。特に逆指値の成行注文を行なった場合、余力や保有資産評価額が大幅に減ることになります。
ただ、これは見かけ上の数字が減っているような形で、逆指値注文を取り消せば余力や評価額は戻ります。しかし、少ない資金で逆指値注文を行ないつつ、売買注文を出す場合、本来の余力全てを使いきる事ができなくなる可能性があります。
余力を使い切った後に、逆指値注文を行なえば、こういった事態は避けられますが、売買注文中に、保有株式の逆指値注文を実施した場合、余力が無くなり、売買注文中の金額変更が行なえなくなる事がありますので、注意しましょう。
説明が分かりづらくなってしまいましたが、要するに逆指値注文は余力に影響を与えると言うことを憶えておきましょう。
