騙し上げとは

騙し上げとは、大量に株を保有している投資家が高値で売り抜けたいときに使う手法で、売るために意図的に株価を上げて、個人投資家が提灯を付けた所で、購入した株と保有株を一気に売り抜けるのです。

ただ、株価の上昇を見てその上げが騙し上げなのか本物なのかは、外部の人間が判断する事はできませんので、急騰した後に下げたのを見て、揶揄的に「騙し上げだったか」というような言い方をしているだけと言う事もあります。

騙し上げ

上図は、 SBI証券 の投資情報ツールHYPER SBIの画像で、日中足チャートを描画したものです。

13:30頃に出来高を伴って上げる場面があり、ピークで当日の高値をつけますが、そこからは売られる展開で、結局当日安値で引けています。こういった上げが典型的な騙し上げと言えるでしょう。

仕掛け売りとは

仕掛け売りとは騙し上げとは逆の状態で、その株を安く買い集めたい投資家が、一度わざと株価を下げて個人投資家が売り出した所を買い集めていく手法のことです。

ただし、騙し上げ同様、下がる株価を見て「これは仕掛け売りだな」と判断する事は難しく、実際にはその後上昇しないまま下げ続けることもありますので、保有している株価が下げた場合には、一度売っておいた方が良いでしょう。再び上げだしたら徐々に買い戻せば良いのです。

仕掛け売りの同義語として振るい落としというものがありますが、振い落としは上昇相場の過程で意図的に株価を落とすような行為ですが、仕掛け売りの場合には、下降相場でも起こり得ます。

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