価格帯別出来高とは

価格帯別出来高とは、その名の通り株価ごとの出来高を表したもので、どの価格帯で売買した投資家が多いかなどが、一目で分かるようになっています。

出来高は株価以上に大切な指標となることもあります。基本的に株価が上がっていなくても出来高が急増している銘柄は要チェックです。

残念ながらSBI証券のHYPER SBIでは、価格帯別出来高が確認できない(2010.02現在)のですが、表示できる情報ツールを使っている方は、ぜひ常時表示した状態にしておくことをお勧めします。

価格帯別出来高の見方

出来高の多い価格帯というのは、過去にその価格帯でその株を買った投資家が多いということです。

仮に、出来高が多くなった直後に株価が下落した場合、高値で買ったまま売れずにその株を持っている投資家は、その後株価が上昇し、買ったときの株価まで近づいてくるのを待っているというパターンが多いのです。

株価が戻ってくると、どうせならプラスになってから売ろうと考える人も少なくないのですが、出来高が多い価格帯というのはその分買っている投資家も多いわけですから、売りたい投資家が多いという事は間違いありません。

このため、現在の株価よりも上の位置に出来高の多い価格帯があると、そこで必然的に売りが増えてきて、株価が上げ止まる可能性が高いということになります。つまりその価格帯が上値抵抗線になってしまうのです。

逆に、出来高の多い価格帯が現在の株価より下にある場合には、その価格帯まで株価が下落したときに、前回この価格帯で買ってその後の上昇で利益を出すことができた投資家が、またここまで下がったのだからという理由で、買いに回るパターンが増えるということを意味しています。つまり、その価格帯が下値支持線になるのです。

このように、出来高が多い価格帯は投資家の心理的な抵抗ラインとなりやすく、株価の上昇や下落が止まることも少なくありません。

ただし、株価が上昇中に上値抵抗線を突き抜けた場合、その線は下値支持線になったり、逆に下降中に下値支持線を割ってしまった場合には、その線が上値抵抗線になる事も多いので、出来高の多い価格帯付近のチャートの動きや、状況は良く見極めなければなりません。

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