株価移動平均線とは
株価移動平均線とは、その日から一定期間(5日・25日・50日など)過去にさかのぼった期間の株価の平均値を線で結んだものです。
例えば、5日移動平均線といえば、その日を含め5営業日分過去にさかのぼり、その期間の終値を平均した株価のことをさします。
株価移動平均線は、テクニカルのなかで最も有名な指標と言え、株価のトレンドを見るのに役立つほか、重要な節目としての役割も果たすものです。ゴールデンクロスやデッドクロス、三角保ち合いなど、非常に知名度が高い指標であるため、そう単純な動きを見せないことも多くなっています。
株価移動平均線の種類

上図は、 SBI証券 の投資情報ツールHYPER SBIの画像で、日足チャートと移動平均線です。日足の場合、「5日、25日、50日、75日線」が意識される線となります。
日中足チャートでは「1分、3分、5分」、週足チャートでは「13週、26週(25週)」などが意識される線となります。
移動平均線と株価の反転

上図の白丸が付いている部分を見ると、25日線や50日線が意識された値動きをしていることが分かると思います。
しかし、黄丸のところを見ると25日線で反発するかに見えた株価が結局は25日線を突き抜けて50日線で反発しています。反発と言っても、その後直ぐに50日線も下に突き抜けることになります。
赤丸部分を見てみると、下から25日線を突き抜けようとする所で、反落するような動きを見せます。しかし、その後すぐに25日線を突き抜けています。
青丸は好材料が出たことによる急反発ですので、単純に25日線が意識されたとは言い切れません。
移動平均線は投資家に意識される線という事に間違いはありませんが、実際にその線を基点に株価が反転するのかどうかは誰にも分かりません。皆が意識する線だからこそだましも多くなるわけです。
またスイングトレードや長期投資の場合には、移動平均線は日足のみを見て売買を判断するのではなく、週足などでトレンドを確認することも必要になってきます。
反転と出来高
チャートの下の出来高グラフも重要な指標となります。株価が大きく反発する時にはその前後で出来高が増えていることがわかるでしょう。株価が上昇を始めることで、その銘柄に注目する投資家が増え、必然的に出来高も増えてくるのです。
たとえ株価が上がらなくても、出来高が急増している場合には、その後株価が大きく上げる可能性があるのです。
しかし、出来高を伴わずに急騰や、急落する場合、翌日には全く違う動きをする事もありますので、注意が必要です。基本的に出来高が少ない銘柄は乱高下する可能性が高くなりますので、株初心者の方には向かないと言えるのかもしれません。
単純移動平均と加重移動平均
移動平均には大きく分けて「単純移動平均」、「加重移動平均」、「指数移動平均」の三つがあります。
単純移動平均とは、単純にn日間の終値を平均したものです。
加重移動平均とは、個々のデータに異なる重みをつけて平均を計算するもので、単純移動平均を指標とした時に、相場の動きに遅れる欠点を改善するために開発された指標です。
指数移動平均とは、 累積の加重平均のことで、一定期間内の平均値ではなく、保有データの数値をすべて計算期間として含めます。
