移動平均乖離率とは

移動平均乖離率とは、前日終値が「移動平均線」からどれくらい離れているか(乖離しているか)を見るための指標です。

株価と移動平均線との乖離が大きくなると、株価は乖離を少なくする為に逆方向に動く傾向にあることに着目した指標です。

移動平均乖離率は「(前日終値-移動平均値)÷移動平均値×100」で表されます。一般的に、乖離率が-10%で買いサイン、乖離率が+10%で売りサインとし言われています。

移動平均乖離率を使うときに注意すること

ポイント

移動平均乖離率は、値動きのタイミングを計るのに適したテクニカル指標ですが、計算日数により乖離率も異なってきます。このため、日足チャートで乖離率を見る場合、5日・25日・50日線など、どの計算期間で求められた移動平均線に対しての乖離率なのかによって、売買タイミングが実際の株価の動きに合ったり、合わなかったりする可能性が出てきます。

乖離した理由

一般的に、25日移動平均線から10%以上乖離すると相場が加熱していると判断され、買いサイン(売りサイン)となりますが、実際には10%以上乖離している銘柄も少なくありません。

そのため、乖離率を指標にする場合には、乖離した理由も考えないといけません。なにか材料が出たような時の乖離の場合、30%以上まで乖離することも珍しくありません。そんな場合に10%の乖離で売買してしまっては、大やけどしてしまう可能性があります。

基本的に、その銘柄の過去の乖離率などから最終的な判断を下すのですが、その銘柄の注目度が上がって過熱しすぎた状態になっている場合には、過去の乖離率で判断することは大変危険です。

過去の経験則からは判断がつかないような乖離率になっているのであれば、その銘柄は、今までに無い動きを見せていると言うことになりますので、どこまで乖離するかも全く判断が付かないと言うことです。

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