エリオット波動理論とは

エリオット波動理論とは、R.N.エリオット氏が確立した理論で、中・長期的に株価のチャートを追っていった場合、5つの上昇波動と、それに続く3つの下降波動の組み合わせで成り立つと考えられている理論のことです。

相場は、上昇波5つと下降波3の合計8波によるパターンを連続させており、この波動の上下に相場のサイクルが作られると言う考えの元作られた指標です。

エリオット波動理論においては、フィボナッチ数列(黄金比)という考え方が用いられ、天井や底の間の時間が、それぞれの波動においてフィボナッチ数列の数値となるとされています。

※フィボナッチ数列とは、「1対の子ウサギが居て、子ウサギは1ヶ月たつと親ウサギになり、その1ヶ月後には1対の子ウサギを生むようになる。どのウサギも死なないとすると、1年間に何対のウサギが生まれるのか?」という「ウサギ算」から導かれる数列のことです。

エリオット波動理論の考え方

エリオット波動基本パターン

相場格言に、「強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」というものがあり、エリオット波動理論を表す言葉として良く使われます。

1・3・5の波が衝撃波で、2・4は修正波と言われており、波2は波1を修正し、波4は波3を修正する波となります。そして1~5の波はA・B・C波によって修正され、1つのサイクルが終わる形となります。

サイクルと言っても、当然毎回このようなチャートを形成するわけではありません。1波で乗る事で非常に大きな利益を生み出しますが、我々一般的な投資家には非常に難しいと言えます。

ただ、2波から3波にかけての上昇相場で徐々に買い進める事は可能で、多くの投資家が参加するようになる過熱感を帯びた5波やA波でどのように売り抜けるかにかかっています。

一般的な投資家は、一度大きな上昇を経験してしまうと、「さらに上がるだろう」、「少し下がってもまた戻すだろう」と考えてしまいます。しかし、そうこうしている内に売り時を逃し、株価は買値すら下回るほどに下げてしまうものなのです。

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