ヒストリカル・ボラティリティとは

ヒストリカル・ボラティリティとは、日本語でに訳すとは「歴史的変動率」と呼ばれ、過去のデータに基づいて算出した変動率のことをいいます。

主に為替やオプション取引などで使われる指標です。

ボラティリティというのは、投資の世界では比較的良く使われる言葉ですが、株式投資では価格の変動率や変動性を表す言葉として使われています。ボラと略されることも多いです。

投資家に人気のある銘柄ほど、株価が上下に動きやすく変動率が高くなる傾向があります。故に株価変動リスクが高いと言えますが、逆に、変動率が平均的に低い銘柄はローリスク・ローリターンである場合が多いと言えます。

ヒストリカル・ボラティリティの見方

ヒストリカル・ボラティリティ=期間中の標準偏差()×√n×100

nには任意の日数が入ります。一般的には、90日や250日もしくは260日(年間営業日数)で算出する場合が多いですが、3年や5年といった長期間を用いて分析する場合もあります。

平方根(ルート)がつくのは、標準偏差の算出式に平方根が用いられているためです。

例えばHV=15%となっている場合は、過去の相場変動は15%であったことを示しています。日経平均HVとは、日本経済新聞社が算出・公表する日経平均株価のヒストリカル・ボラティリティのことです。

売買シグナル

ヒストリカル・ボラティリティは、特に売買シグナルを示すものではなく、数値が大きけいほど変動が大きかったということを示しています。

相場全体の動きを表す日経平均やTOPIXなどで、ヒストリカルボラティリティの増加や低下が続くと、そろそろどちらかに相場が動くのではないかと推測されます。

また、ヒストリカルボラティリティの上限の水準に近づくと、トレンドが反転するサインであると見るような使われ方もします。

QR