パラボリックとは
パラボリックとは、RSIやピボットの考案者でもあるアメリカのJ・W・ワイルダーというトレーダー兼トレーディング・システム開発者によって作られた、トレンド追随型のテクニカル指標です。
SAR(ストップアンドリバース)という数値を使用して、大きなトレンドを見る上で役に立つ指標となっています。
相場のトレンド転換点を計る指標で、常に買いか売りのポジションを持ついわゆる「途転(どてん)」のシステムです。途転のポイントは、相場の値動きとSARが交差した地点なので一目でわかります。
トレンド時は、直近の最安値」のことで、加速因数とは0.02~0.2」までとする
パラボリックの計算式
SAR = 前日のSAR+AF×(EP-前日のSAP)
EP : 前日までの最大値
AF : 加速因子(0.02~0.20)
初期値(推奨値)が0.02で、終値が高値を更新するたびに、+0.02ずつ上限0.2まで加算されます。 AF値を大きくすると株価の動きに近づきますが、その分ダマシが多くなります。逆に、小さくするとSARの線が緩やかな線になリダマシを少なくできますが、その分タイミングが遅れてしまいます。
パラボリックの見方

上図は、 SBI証券 の投資情報ツールHYPER SBIの画面で、日足チャートとパラボリックを描画したものです。
売買シグナル
パラボリックとは日本語では放物線を意味しており、放物線のラインが上から下降していき、ローソク足にタッチした所が「買いシグナル」です。 逆に、下から上昇して、ローソク足にタッチした所が「売りシグナル」となります。
上図では白丸が買いポイント、黄丸が売りポイントとなりますが、他のポイントを見ても分かるように、理論どおりにはいかないことも多いのです。
この指標は相場の転換を見るものですので、相場にトレンドがある時に有用な指標となり、トレンド性が感じられない時は、あまり参考になりません。
