ピボットとは
ピボットとは、RSIやパラボリックの考案者でもあるアメリカのJ・W・ワイルダーというトレーダー兼トレーディング・システム開発者によって作られたテクニカル指標です。
別名「リアクション・トレンド・システム」といいます。
前日の株価を用いて当日のサポートラインやレジスタンスラインを予測しようという指標で、デイトレーダーやスイングトレーダー向けの分析指標と言えます。
売買ポイント設定、損切り・乗せなどの設定ができるので、実際の売買に応用しやすい指標と言えます。
ピボットの計算式
ピボット=(前日高値+前日安値+前日終値)÷3
支持線(サポートライン)1=ピボット×2-前日高値
支持線(サポートライン)2=ピボット-(レジスタンス1-サポート1)
抵抗線(レジスタンスライン)1=ピボット×2-前日安値
抵抗線(レジスタンスライン)2=(ピボット-サポート1)+レジスタンス1
ピボットの見方

上図は、 SBI証券 の投資情報ツールHYPER SBIの画面で、日足チャートとピボットを描画したものです。
ピボットは、前日の株価を基準に、支持線と抵抗線でレンジを設定したもので、翌日の株価がかなりの確率でその範囲内に収まるだろうという考え方によって生まれた指標です。
支持線と抵抗線の幅が狭くなってくるとトレンド転換を示唆します。逆に幅の拡大は株価変動リスクが高まると見ます。
売買シグナル
1次支持線、2次支持線にタッチした時が買いシグナルで、1次抵抗線、2次抵抗線にタッチした時が売りシグナルです。
上図では黄丸が売りポイント、白丸が買いポイントとなります。青丸のように、2次支持線(抵抗線)を抜けることもありますし、1次・2次どちらがポイントとなるかは誰にも分かりません。
ただ、かなりの確率でこの範囲に収まっている事は確かです。でも日本の株式市場の場合、値幅制限があるので、当然この範囲内に収まりやすいとも言えます。
