信用評価損益率とは
信用評価損益率とは、市場全体の信用取引の損益状況を示す指標のことです。
正しくは、「三市場信用買い残の評価損益率」といいますが、信用評価損益率や評価損益率と言うのが一般的です。
具体的に説明すると「信用買いをしている人が、平均してどのくらいの損益を抱えているのか」を見るための指標です。
中長期的なトレンド転換点を判断する上で、比較的信頼性の高い指標と言われています。
日本経済新聞社では、東京証券取引所が毎週第3営業日に公表している「信用取引現在高」の数値を用いて「三市場買残の評価損益率」を紙面にて公表しています。
信用評価損益率の計算式
信用評価損益率=評価損益÷3市場信用買い残高×100
評価損益=3市場信用買い残高-(貸借取引融資額+自己融資額+店内食い合い額)
計算式はかなり複雑な感じになっていますが、要はパーセンテージが分かれば良いわけで、ゴールデン・チャート社のサイトなどでは、信用評価損益率も含めた信用取引に関する情報を表したグラフが確認できます。
信用評価損益率の見方
信用評価損益率というのは、通常「0%~-20%」の範囲を動き、0%近くならば多くの投資家が利益を出している状況とも言えますので、株式市場としては天井が近い可能性が高いと言えます。
下げ相場で評価損益率が10%を下回ってくると、「追証」が発生してくる水準と言われており、 15%から20%まで数値が下がってくると底値圏となる可能性が高いということになります。
ただし、時には30%を超える事もあり20%まで来たからといって全力で買い向かうのは大変リスクが高いと言えます。
