レーティング (投資判断)

レーティング (投資判断)とは、証券アナリストが、自らカバーしている個別銘柄について、分析・調査をした上で投資判断(格付け)を行うことです。格付けランクやランク表示は証券会社によって様々です。

1~5の五段階で表される場合、数字が小いほど強気(株価が上がる可能性が高い)で、大きくなると弱気(株価が下がる可能性が高い)という事になります。1⇒2や3⇒4などを格下げと言い、3⇒2、2⇒1などを格上げと言います。

証券会社によっては「買い・中立・売り」、「BUY ・ HOLD ・ SELL 」、「Overweight ・Neutral ・ Underweight」などと表現されることもあり、レーティングよりもターゲットプライスと呼ばれる株価を参考にした方がわかりやすいと思います。

リスクの具合はLMHSの4段階で分けられ、L(低)、M(中)、H(高)、S(スペキュラティブ)ということです。スペキュラティブとは、収益の予測可能性が極めて低く、ボラティリティとリスクが最も高いことを指します。

レーティングと株価

レーティングは証券会社が独自に出しているものですので、株価に与える影響は小さいはずなのですが、実際にはレーティングによって大きく株価が動くことも珍しくありません。

注意しなければいけないのが、レーティングを発表している企業の株を証券会社が保有しているということです。保有している株を高く売りたいために格上げを行う場合があり、逆に安く買い集めるために、格下げを行うこともあるということになります。

投資判断が当たろうが外れようが証券会社にとってはさほど重要なことではなく、保有株をどのように処理するのかと、お得意様にどれだけその株を買ってもらえるかに焦点が当てられていると言えます。

証券アナリスト予想がしょっちゅう外れるように、証券会社のレーティングどおりにはいかないのが株式相場なのです。

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