株価の決まり方

株は基本的に投資家の需要と供給により価格が決定されます。需要とはその株を欲しいと思っている数量、供給とはその株を売りたいと思っている数量のことです。

株価はこの需要と供給のバランスが取れた点で取引成立することになります。 このバランスを取るために行われるのが、「板寄せ」と「ザラ場寄せ」と呼ばれる二つの価格決定方法です。

板寄せとはその日の取引開始価格を決める際に用いられ、ザラ場寄せとは、板寄せにより決定された価格を基準に、板(気配)により価格が決定していくというものです。

板寄せとは

板寄せとは、取引が始まる時の始値を決める際に行われる株価決定方式です。板寄せによる株価決定が行われるのは以下の場合です。

  • 前場、後場の始値と終値を決定する売買
  • 売買停止措置が取られ、その後取引再開した際に最初の株価を決定する売買
  • 特別気配を示しているときの株価を決定する売買

以下の条件を満たすと取引は成立し株価が決定します。

  • 成行買い注文と売り注文の全てが約定
  • 約定価格より高い買い注文と売り注文が全て約定
  • 売り注文または買い注文のいずれか一方が約定し、他方は単元株以上が約定

ザラ場寄せとは

売り数量 価格 買い数量
250000 100  
120000 99  
5000 98  
  97 10000
  96 150000
  95 2480000

たとえば、上記のような気配で、現在97円の株価がついている銘柄があるとします。98円には5,000株の売り注文があります。この状態で誰かが98円の指値で1,000株の買い注文を入れた場合、98円にある5,000株の内1,000株が約定し、株価が98円になります。

さらに、別の投資家が5,000株を成行で買い注文した場合、98円の残り4000株と99円の1,000株が約定し、株価は99円になります。このように、気配値を元に売買の価格が決定される方式を「ザラ場寄せ」と呼びます。

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