特買い・特売り(特別気配)
特買い・特売りとは「特別気配」と呼ばれる気配の一つで、場が開いた直後やザラ場中に売り買いどちらかの注文が大量に出されば場合に、行われる措置のことです。
通常、場が開いた直後は板寄せで株価が決定し、寄り付き後はザラ場寄せで株価が決定しますが、売り買いどちらかに注文が偏った場合には、ザラ場でも一時的に板寄せとなるのです。
買い注文数が多く値がつかない状態を特買い、売り注文数が多く、値がつかない状態を特売りと言います。
特別気配とは
一度に大量の買い(売り)注文が出ている場合、相場の急激な変動を抑えるために特別気配による板寄せが行われます。この値がつかず気配が上がって(下がって)いることを特別気配といいます。
特別気配となっている場合、板情報に「特」という表記がされます。これは現在この銘柄が特別気配の状態であることを投資家に知らせる為のものです。
特別気配と板情報
例えば、以下のような特別気配となっている場合を考えてみます。現在の株価97円のところで特別気配が表示されています。買い気配のところに「特」と記載されていますので、特買い状態ということになります。
| 売り数量 | 価格 | 買い数量 |
|---|---|---|
| 120000 | 99 | |
| 5000 | 98 | |
| 510000 | 97 | 特1250000 |
| 96 | 150000 | |
| 95 | 2480000 |
97円の買い数量が125万株に対し、売り数量が51万株となっていますので、97円では取引が成立しないということです。取引を成立させるためには、もっと高い値段に株価を上げる必要があるのですが、特別気配は5分ごとに気配値が切り上がるようになっています。
突如97円に74万株の売りが出たり、買い数量が74万株減らされるなどして、数量が一致した場合には、今の気配値で注文が成立することになりますが、通常は気配値が切り上がり数量が一致した時点で注文成立となります。
株価別 特別気配の更新値幅
特別気配は株価によって5分ごとの更新値幅が変わってきます。下記は、2010年2月時点の東証の価格帯別の特別気配の更新値幅です。最新情報は東証のホームページでご確認下さい。
| 気配値段 | 値幅 |
|---|---|
| 200円未満 | 5円 |
| 200円以上 | 8円 |
| 500円以上 | 10円 |
| 700円以上 | 15円 |
| 1,000円以上 | 30円 |
| 1,500円以上 | 40円 |
| 2,000円以上 | 50円 |
| 3,000円以上 | 70円 |
| 5,000円以上 | 100円 |
| 7,000円以上 | 150円 |
| 10,000円以上 | 300円 |
| 15,000円以上 | 400円 |
| 20,000円以上 | 500円 |
| 30,000円以上 | 700円 |
| 50,000円以上 | 1,000円 |
| 70,000円以上 | 1,500円 |
| 100,000円以上 | 3,000円 |
| 150,000円以上 | 4,000円 |
| 200,000円以上 | 5,000円 |
| 300,000円以上 | 7,000円 |
| 500,000円以上 | 10,000円 |
| 700,000円以上 | 15,000円 |
| 1,000,000円以上 | 30,000円 |
