arrowhead(アローヘッド)とは
アローヘッドとは、2010年1月4日より東京証券取引所が導入した、高速性・信頼性・拡張性を兼ね備えた次世代売買システムのことです。
アローヘッドの特徴は何と言っても約定スピードの速さです。2008年以前とは比べ物にならない速度で約定し、その情報が投資家に返されていきます。
注文を出してから板に乗るまでの速度はもちろんのこと、大量の成行注文が出されたときには、何ティックも先の板を一瞬で飲み込んでしまいます。
アローヘッドの特徴
- 5ミリ秒の注文応答時間を実現し、注文受付通知のレスポンスが高速化
- 3ミリ秒の情報配信時間を実現し、株価・気配情報等の情報配信時間が高速化
- 従来のシステムでは数秒に1回の付合せ間隔だったものを、アローヘッドでは即時に付合せを実施
- 最新技術を駆使した高信頼システムの構築により、注文・約定・注文板などの取引情報を三重化されたサーバ上で処理
- 稼働前の注文件数などから算出した、アローヘッド稼働後のマーケット予測値などを元に、十分なキャパシティを確保
- 常に実績最大値の2倍のキャパシティを確保。具体的には、日通しまたは分間注文件数の実績最大値が、システム限界値の2分の1に達した場合、当該実績値の2倍を確保する拡張を行う。
- (アローヘッドの導入に伴い、値幅制限や呼び値の刻みを変更)
1ミリ秒=1000分の1秒
アローヘッドを体感
| 従来のシステムの場合 | arrowheadの場合 | arrowheadの場合 (連続約定気配を表示) |
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※上記は、アローヘッドによる板の動きを実際の15分の1でスロー再生したものです。実際には目では追えないほどの速さで約定していきます。
2010年から株式投資を始めた人にとっては、これが当たり前と言うことになるのですが、過去のスピードで何年も売買してきた投資家にとっては、凄まじい衝撃でした。
アローヘッドとデイトレード
アローヘッドが導入されたことで、板を読みながらトレードする事が難しくなっています。大きな成行注文が入った場合には、一瞬のうちに株価が5%以上、上下することも珍しくなく、たとえ逆指値注文を出していたとしても、損失をコントロールしきれなくなっています。
アローヘッドが導入される前には、デイトレーダーは一層されるのではないかとの意見が多かったのですが、実際にはそうはなりませんでした。なぜならどんな状況でも対応していくのが勝ち組のトレーダーだからです。
始めのうちは戸惑いがあったのでしょうが、速度が上がることによるメリットもあるわけで、勝ち組は勝ち続け、負け組みは負け続けるという基本的な構造に変わりはありません。

